腸内環境で脳と体が強くなる!自閉症、アルツハイマー、多発性硬化症にも密接な関係が!人間の体は微生物に支配されている!?

腸内環境で脳と体が強くなる!自閉症、アルツハイマー、多発性硬化症にも密接な関係が!人間の体は微生物に支配されている!?

こんにちはー!ちゃーちです。
今回は健康の話をしよと思います。何か最近カラダがダルかったりボーっとする事が多かったりとあまり調子が良くなかったので、改善するためにいろいろと調べたりしておりました。
で、調査の結果、「腸内環境が人間の脳や体に大きく影響している!」ということが分かった訳ですわ。
なので腸の力について少々綴りたいと思います。

すべての病気は「腸」から

現代では、天然痘、赤痢、コレラなどが死亡の原因になることはなくなりました。
HIV・エイズ、癌、心臓病など命に関わる疾患の死亡率も大きく低下しました。
しかし、その一方で脳に関わる病気、自閉症、うつ病、多発性硬化症、パーキンソン病、アルツハイマー病等々神経を蝕む病気の予防・治療・治癒には実質的な進歩は見られておりません。
欧米先進国10カ国では脳疾患全般による死亡者数は過去20年間で急増しているのが現実です。主に認知症による死亡が大きく反映されており、その筆頭がアメリカです。
アメリカでは、成人の約4人に1人(25%以上)が精神疾患と診断される状態にあるという事なのです。
アメリカ国内でもっとも処方されている薬品には抗うつ薬のプロザックなどがあります。ただし、これらの薬品はうつ病の症状を緩和するものでその根本を治療・治癒するものではなく、原因の究明と対策は未だ進歩がありません。
しかし、最近の科学で脳の疾患が”腸内の状態”と非常に密接な関係にある事が解明されつつあるのです。

健康を左右する「マイクロバイオーム」とは?

現代医療の父と呼ばれるヒポクラテスが、紀元前三世紀に「すべての病気は腸から始まる」と言ったそうです。
19世紀に、ロシアの微生物学者でノーベル賞受賞者のイリヤ・メチニコフという人が人間の長寿と腸内細菌の健全なバランスが驚くほど直接的に関係していることを証明し、「死は大腸から始まる」と説いています。
19世紀当時はまだ血液を抜くことで治療する瀉血が一般的に行われている時代でしたが、それ以降人間の疾患の90%までは、腸の不健康な状態が原因であるという研究が進んでいきました。
病気が腸で始まるのであれば、健康や長寿にも同じことがいえると想定し、善玉菌は悪玉菌よりも多くなければならないと言ったのも、メチニコフだそうです。
現在、大半の人は多くの悪玉菌を体内に持ち、善玉菌の量や種類が不足しています。なので、これほど多くの人が脳疾患に悩んでいるのも不思議ではないという事です。
人間の体内外には約100兆の細菌が存在していると言われています。この細菌は大半が消化管を住処としており、人間の健康のおおよそを支配し、支えていると考えられております。この体内環境を「マイクロバイオーム」と呼びます。
人間一人ひとりマイクロバイオームは異なります。このマイクロバイオームの状態が健康長寿のカギではないかと現在研究が行われています。
マイクロバイオームの変化が健康、病気にどのように関係しているかという研究がアメリカ国立衛星研究所で行われています。腸は細菌が最も多く住む場所であり、人間の全生理機能の中心となるため最も焦点が当てられています。
腸に住む最近は免疫系、解毒、炎症、栄養の吸収などさまざまな生理行動に作用しています。これらは、アレルギー、ADHD、がん、糖尿病、認知症まどにも強く影響を及ぼすとされています。
マイクロバイオームは気分や性欲、代謝、免疫、認知力などにまで影響すると言われ、太っているか痩せているか、精力的か無気力かを決めるのにも一役買っていると言われています。総括すると私たち人間の健康に関することはすべてマイクロバイオームの状態に左右されるということになります。

腸が健康になると病気が治る!?

それほど重大な健康問題でなくても機能不全のマイクロバイオームはやっかいな頭痛や不安感、集中力低下、その他の不調の原因になりえます。
健康とマイクロバイオームに直接関係するのは「食べ物」なのです。

体は「今日食べたもの」でできている!

食べ物が人間の健康にもっとも重要な要素であるという事は想像に難くないと思います。
古い格言にも「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」とあります。
食事の内容により、マイクロバイオームやその健康状態を変えることができるということです。
ハーバード大学医学部の教授でマサチューセッツ総合病院のアレシオ・ファサーノ博士はマイクロバイオーム科学の分野で世界的権威として認められている博士で、「健康とマイクロバイオームにとって一番大切な要因は”何を食べるか”だ」と発言しました。
これは、食べる物を見直し適切なものを食べれば自分自身でどうにかできるという事です。
腸内細菌叢(腸内フローラ)が炎症やフリーラジカル(※体を錆びさせる炎症の副産物)への耐性の有無に関係しているのです。言い換えればマイクロバイオームの状態が体の中の炎症を左右するということになるのです。

今回のまとめ

今回の調査で、マイクロバイオームの状態は食事療法で改善できるということが分かりました。

良いとされている食事は、発酵食品、低炭水化物、体に良い脂肪であるとされています。
代表的な食材として、ニンニク、キクイモ、タンポポの葉、キムチ、ザウアークラウトなどが挙げられます。

上記のような発酵食品が体の全体的な健康のレベルを高め、特に脳の機能を保護してくれるということです。

カラダがダルかったり、頭がボーっとしたりその他等々・・・。そんな時は腸内環境を改善してみてはいかがでしょう?
ちゃーちも是非これからの食事に取り入れてみてマイクロバイオームの状態を健全に保っていきたいと思いました。
次は、腸内環境を健全に保つ、改善するレシピなんかを調べていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。